ノブネジの製造工程とファイネスの技術力
ノブネジとは?
ノブネジは、機械や装置の操作性と固定力を兼ね備えた取っ手付きネジです。この取っ手部分が重要で、設計と製造において高い精度と品質が求められます。
ノブネジの製造工程
⦿設計
ノブネジの設計は、CADソフトを使用して詳細に行います。ここでは、寸法、形状、材質、表面処理方法などを具体的に設定します。設計には機能面と製造の効率も考慮されるため、この段階での精密な計画が品質に直結します。
⦿ 材料選定と切断
設計に基づいて適切な材料を選定し、材料を裁断機で切断します。ファイネスでは、FO MⅡ 2412 NTやLC 2012 C1 NTなどの高性能機器を使用します。これにより、精度の高い切断が可能です。
⦿ マシニング加工
切断された材料は、マシニングセンターで加工されます。例えば、ノブ部分の曲面を形成するための複雑な工程が含まれます。ファイネスの使用するFJV-35/60やSPEEDIO S500で、高速かつ高精度な加工が実現します。
⦿ タッピングと形状加工
ノブネジにはネジ山を立てるタッピング工程が必要です。高精度のタッピングマシンで、ネジ山の品質を確保します。また、形状加工ではノブ部分のディテールも形成されます。
⦿ ベンディングと溶接
必要な場合、材料を曲げるベンディング工程や、部品の溶接が行われます。ファイネスでは、HG-1003ATCやFLW-300MTなどの先端設備を活用し、精緻な曲げ加工や強固な溶接が可能です。
⦿ 表面処理
加工が終わった後は、表面処理が行われます。これには、防錆処理やメッキ、塗装などが含まれます。ノブネジの表面仕上げは、その耐久性と外観品質を向上させます。
⦿ 組立と最終検査
部品がすべて完成したら、組立工程に進みます。ここで、各部品を正確に組み立て、動作と外観を確認します。そして、最後の品質検査段階で、製品の不良がないかを徹底的に確認します。品質基準をクリアしたものだけが出荷されます。
ファイネスの技術力と設備の優位性
株式会社ファイネスは、最先端の設備と熟練した技術者の両方を持って、多様な製品の製造に対応しています。特に、ステンレスなどの難加工材も高度なマシニング技術で精密に仕上げることができます。そのため、半導体関連部品や医療機器部品など、非常に高い精度が求められる分野でも信頼される理由があります。
ファイネスでは、設計から組立、表面仕上げまで一貫した社内体制を確立しており、品質・納期・コストに優れた製品提供が可能です。
株式会社ファイネスの詳細については、ぜひ公式サイト連絡先からお問い合わせください。